2017年03月上旬号

 低線量被ばく「ペトカウ効果」
 PKO法「雑則」を広める会発行の「アヒンサー」第6号を読みました。埼玉県ときがわ町の児玉医院院長の児玉順一先生が5年の歳月をかけて調べ上げた放射線被ばくの特集でした。原爆が出来て70年以上たっていますが、2056回の核実験(大気圏内爆発530回を含む)、広島の原爆35000発分に相当します。さらにチェルノブイリ、福島などの原発事故が加わります。それらの影響で現在は昔では考えられなかった病気が大量に発生しているようです。びっくりしたのは、内部被爆が一番の原因ではないかと言うこと(ペトカウ効果)。外部被ばくでは総線量35000ミリシーベルトで細胞膜が破壊するのに対して、食塩水を用いた内部被爆では外部被ばくの5000分の1の7ミリシーベルトで細胞膜が破壊するそうです。原因は活性酸素の大量発生だそうです。
 さらに恐ろしいことには、世界中で精子の数が1億個あるべきところ5000万個に半減しているそうです。2000万個を割ったら自然受精できなくなり、人間が絶滅危惧種に陥ってしまうと言います。
 ところで、私がいつも言っている新谷弘実先生が、数十万人のいろんな患者を診てきて、死亡者はゼロ。食事やストレスを改善し、腸内環境を良くする方法で、てきるだけ薬を使わないでの達成だそうです。新谷先生の患者も放射能の影響は他の人と同じように受けていたと考えると、放射能被害も腸内環境をよくすることでかなり改善できると思っていいと思います。なんだか救われた気がします。しかし、腸内環境を良くすることが大変難しくなってきていることも事実でしょうから安心はできません。また、活性酸素については改善できるとしても遺伝子レベルでの問題についてはあまり期待できないのではないかと思います。
*なお、アヒンサー6号は下記にて1分100円で購入できるそうです。
森の測定室 0493-81-3931
古民家ギャラリーかぐや 冬眠中
児玉医院 0493-65-0147